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解説
公式マニュアルを参考に、Redshiftのユーザを作成します。
ユーザは以下の要件とします。
- ユーザ名:
testuser
- パスワード:
password
MD5ハッシュを生成
ユーザのパスワードは、安全のためMD5ハッシュで保存します。
まずハッシュ文字列を生成します。
testdb=> select md5('password' || 'testuser');
md5
----------------------------------
99e8713364988502fa6189781bcf648f
(1 row)
ユーザを作成
生成したハッシュ文字列の先頭にmd5
を追加し、md5hash引数としてパスワードを指定します。
testdb=> create user testuser password 'md599e8713364988502fa6189781bcf648f;
権限を付与
利用するスキーマ及びテーブルに権限を付与します。
ここでは対象スキーマの全テーブルに対するSELECT権限のみ付与しています。
testdb=> GRANT USAGE ON SCHEMA target_schema TO testuser;
testdb=> GRANT SELECT ON ALL TABLES IN SCHEMA target_schema TO testuser;
まとめ
以上の手順で、最低限SELECTができるユーザが作成できました。
MD5ハッシュの生成がやや手間ですが、基本的なユーザ作成手順として覚えておきましょう。